赤門(御守殿門)
住所 / 文京区本郷7−3

文政10年(1827)、加賀藩主前田斉泰に嫁いだ十一代将軍徳川家斉の息女、溶姫の為に建てられた「御守殿門」です。御守殿門は将軍家から奥方を迎える大名だけに許された格式の高い朱塗り門で、万一壊れたり焼失するようなことがあっても、再建は御法度だったそうです。赤門は文政10年の建造以来、幾度かの江戸の大火や安政・大正の大地震にも耐えてきた、朱塗りの美しい門です。昭和6年国宝に、そして昭和25年に重要文化財に指定されました。昭和36年に解体修理をし、さらに平成3年に修理して現在に至っています。

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